
無料ショートコント台本
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《登場人物》 3人(光秀 信長 蘭丸)
光秀「敵は本能寺にあり!」 「私に続けーッ!」 (燃え盛る炎) (SE 部下達の歓声) 光秀「はぁはぁ」 「ついに上様を……」 「いや!」 「信長を追い詰めたぞ!」 「後は首を貰い受けるだけだッ!」 信長「このたわけが!」 (信長が現れる) 光秀「ひえぇー! 上様!?」 「ご、ごめんなさいぃ~!」 「……」 「……って私は何をしているんだ!?」 「私は謀反を起こしたのだ!」 「の、信長に怯える道理はない!」 信長「光秀ぇ!」 光秀「は、はいぃ!」 信長「この信長に対し謀反を起こしたのだ」 「何をビクビクしておるか!」 「もっとシャキッとしろ!!」 光秀「は、はい!」 「も、申し訳ございませんっ!」 「……」 「って、だから私は何を謝っているのだ!?」 信長「それにしても」 「遅かれ早かれ、こうなるとは思っていたが……」 「まさか貴様に天下を掠め取られるとはな!」 「光秀!」 光秀「は、はい!」 信長「魔王に謀反を起こした貴様の度胸!」 「褒めて使わすぞ!」 光秀「う、上様ぁ……!」 信長「それで、次の一手は何だ?」 光秀「え?」 信長「冥土の土産に聞かせてみせよ」 光秀「……」 「謀反を起こしたのに完全にイニシアチブを取られている気がする……」 信長「何か言ったか?」 光秀「い、いえ! 何も言っておりません!」 「えーと」 「次の一手は……」 「二条御所の信忠様を討つ所存にて!」 信長「貴様ぁ! ワシの可愛い息子を狙うとは!」 光秀「ひぇー! ご、ごめんなさいぃ!」 信長「ふん!」 「まぁ、いい」 「いや、よくはないが……」 「これも乱世の常だ」 光秀「は、はぁ……」 信長「信忠まで討たれれば織田家は終いだな」 「信雄と信孝では話しになるまい」 「……となると、三法師か」 光秀「?」 信長「それで、誰と手を組んでおる」 光秀「え」 「え、えーと……」 「これから声をかける所存にて……」 信長「これから声をかける?」 「では、まだ誰とも手を組んでいないということか?」 光秀「……は、はい」 信長「このたわけが!」 「ということは貴様!」 「その場の思いつきで謀反を起こしたということか!」 光秀「ギクッ!」 信長「これ見よがしに動揺しおって」 光秀「で、ですが!」 「細川殿と筒井殿は確実に私の味方になってくれるはずです!」 信長「……」 「縁戚だから信頼しているわけか」 「はぁ」 「貴様は根が善良すぎる……」 光秀「……ほ、褒められています?」 信長「貶しているのだ!」 「せめて、ハゲ鼠でも抱き込んでおけば何とかなったかもしれんが……」 光秀「で、ですが羽柴殿は毛利を攻めている最中ですので……!」 「というか、羽柴殿や柴田殿が他方を攻めているからこそ」 「手薄になった上様に謀反を起こしたわけで……!」 信長「このたわけが!」 光秀「ひぃ!」 「も、申し訳ございませんっ」 信長「ワシを討った後のことを何も考えておらんし」 「縁戚だからと細川と筒井を信頼するし」 「貴様は謀反の何たるかをまるで知らん!」 光秀「……うぅ」 「まさか謀反のダメ出しをされるとは……」 信長「よし、決めたぞ!」 「光秀!」 「反省文を書け!」 光秀「は、反省文ですか!?」 信長「無計画な謀反を起こしたことの反省文だ!」 光秀「い、今ここでですか……?」 信長「当たり前だ!」 「ワシが読むチャンスは今ここしかなかろうが!」 光秀「で、でも……」 「私は上様の首を取らねば……」 信長「口答えをするなッ!」 光秀「ひぃ!!」 「ごめんなさいぃ!」 信長「さて、と」 「少し席を外すぞ」 光秀「え!?」 「ど、どこに向かおうと言うのですか!?」 信長「死装束に着替えてくるだけだ」 「折角の謀反だ。それ相応の格好で果てたいからな」 光秀「な、なるほど……」 信長「ワシが戻るまでに反省文をしっかり書いておけよ!」 光秀「は、はいぃ!」 (場面転換 信長と蘭丸の会話) 信長「蘭丸」 蘭丸「はい」 信長「辺り一面に火を放て」 蘭丸「かしこまりました」 信長「フン! 光秀め」 「この信長に謀反を起こした度胸に免じて天下はくれてやる」 「だが!」 「この首までくれてやるつもりはないわ!」 (SE 燃え盛る炎の音) 信長「フハハハハハハハ!」
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【タイトル変更案】
『本能寺の変を起こしたら説教されたんだが』
『本能寺の変の真っ只中で織田信長に説教される明智光秀』など
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