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【フリー台本】「働いたら負け」と思っている美少女がオレのために働き始めた結果……人生大逆転しました【ラブコメ】

無料ショートコント台本

本記事は動画、配信、朗読、声劇、演劇などで自由に使えるフリー台本です。

《登場人物》 3人(京介 天音 母) 

1コマ目
【定食屋で働く京介と母親】
京介「いらっしゃいませー!」
 「母さん、焼き鯖定食一つお願いねー!」
母「はいよー!」

2コマ目
【京介の顔のアップ】
京介(心の声:オレの名前は飯野京介、二十三歳)
 (父さんが事故で他界し、一人で定食屋を切り盛りする母さんを手伝うため)
 (オレは決まっていた内定を辞退し、定食屋で働き始めた)
 (父さんが遺した定食屋のため)
 (一人になった母さんのため)
 (そして……引きこもっているアイツのために)

3コマ目
【京介にオムライスを渡す母親】
母「京介ー! そろそろ時間だよー」
 「はい、オムライス! あの子、好きでしょ!」
 「持っていってあげなー!」
京介「うん、ありがとう!」

4コマ目
【オムライスを持って京介は定食屋の隣の家に向かう】
京介(母さん特製のオムライスの香ばしい匂いを振りまきながら)
 (オレはいつものように隣の家に向かった)
 (幼稚園の頃からの腐れ縁のアイツが住む家に)
 
5コマ目
【家の扉のアップ】
 (ピンポーン! チャイムのSE)
京介(インターホンを押しても返事はない)
 (毎度のことだ)
 (預かっている合鍵を使い、オレはいつものように家の中に足を踏み入れた)

6コマ目
【暗い部屋でパソコンをしているヒロインの後ろ姿に声をかける京介】
京介「おーい、天音ー! 晩ご飯持ってきたぞー」
天音「んあ?」
 「えー、もうそんな時間~?」

7コマ目
【天音のアップ】
京介(彼女は幼なじみの岩戸天音(いわと あまね))
 (滅多に外出することはない引きこもりで)
 (一日中パソコンをして、インターネットの世界にどっぷりと浸かっている)
 (両親は仕事で海外を飛び回っており)
 (放っておくと自堕落極まりない生活をするため、隣の家のオレが世話を焼いている……というわけだ)

8コマ目
【オムライスをもらって目をキラキラさせる天音。じっと見つめる京介】
天音「あ! おばさんの特製オムライスだ!」
 「わーい! ありがとー!」
京介「……」
天音「ん? そんなに見つめてどうしたの?」
 「もしかして天音ちゃんの可愛さの虜になっちゃった?」
 「もー! 京介ったら~」

9コマ目
【オムライスを食べて笑顔の天音】
天音「んー! おいしぃー!」
 「やっぱりおばさんの特製オムライスは天下一だね!」
京介「なぁ、天音」
天音「ん?」
京介「まだ働く気はないのか?」

10コマ目
【ドヤ顔の天音】
天音「働く気なんてまったくないよ! 皆無!」
 「だって、働いたら負けだもん!」
 「働かずに食べるオムライスが一番美味しいんだから!」
京介「なんだそりゃ」

11コマ目
【オムライスを食べる天音を見守る京介】
京介「……」
 (仕事に取り憑かれたように働き続ける両親を見て育ったからか、天音は働くことを悪だと思っている)
 (とんでもないワーカホリックの両親に、極度の引きこもりニートの娘)
 (随分と両極端な家族だ)
 (引きこもりニートでも今は良くても、年を重なるにつれ現実がのしかかってくるだろう)
 (取り返しが付かなくなる前に天音には自立してもらいたいものだが……)
 (とオレは老婆心ながら天音の生活を心配してしまうのだ)

12コマ目
【数日後、定食屋の向かいにあるファミレスに長蛇の列ができている】
京介「な、なんだこれ……!」
 「一週間前まで漫画喫茶だった店が……全国チェーンのファミレスになってる!?」
 「しかも、とんでもない列が並んでるし……」
 「それに比べて……」

13コマ目
【客が誰もいないすっからかんの定食屋で母親と会話する京介】
京介「うちの店にはお昼時だっていうのに、客が誰もいない」
 「毎日来てる常連さんも……」
母「向かいのファミレスにみんな行っちゃってるみたいねぇ」
京介「けど……なんで、いきなりファミレスが……?」

14コマ目
【オムライスを京介に渡す母親】
母「まぁ、嘆いていたってしょうがない!」
 「物珍しさでみんなファミレスに行ってるんだろうけど」
 「また、落ち着いたらうちに来てくれるさ!」
 「とりあえず! 天音ちゃんにお昼ご飯持っていってあげなー」
京介「……う、うん」

15コマ目
【部屋でオムライスを食べる天音と会話する京介】
天音「んぅ~、今日も今日とて……おばさんの特製オムライスは絶品だねぇ!」
京介「……」
天音「ねー、そんな怖い顔してどうしたのー?」
 「そんなに向かいのファミレスが嫌?」
京介「……ああ」
 「だって、いきなりできたなんて不気味だろ?」

16コマ目
【オムライスを食べながらニヤリと笑う天音】
天音「漫画喫茶を買い取って、居抜きでファミレスにしたんだろうねー」
 「あのチェーン店がよくやる手法みたい」
 「……って、SNSに書いてあったよ」
 「ま! おばさんの料理は最強だし、大丈夫でしょー!」
京介「……」

17コマ目
【一週間後、すっからかんの定食屋で呆然とする京介】
京介(ファミレスが開店してから一週間が経った)
 (未だにうちの店はすっからかんで、常連客が訪れることもほとんどなくなっていた)
 (向かいのファミレスはリーズナブルで美味しく、あらゆる種類の料理を取りそろえ、和食や定食までも完備している)
 (味では母さんも負けていないはずだが……大手チェーンの力の前では片田舎の定食屋なんて無力に等しかった)
 (バタッ! 母親が倒れるSE)

18コマ目
【倒れている母親に走り寄る京介】
京介「か、母さん!?」
母「うっ……うぅ」
京介「母さん! 大丈夫か、母さん!」
 (怪我はないようだけど、意識を失っているみたいだ……)
 (きゅ、救急車を!!!)
 (救急車のサイレンのSE)

19コマ目
【夜の定食屋で一人佇む京介】
京介(母さんは心労で倒れ、入院することになった)
 (気丈に振る舞っていたが、父さんが他界してからずっと無理をしていたのだろう)
 (そんな最中、向かいのファミレスに客を根こそぎ奪われたことで、我慢の限界を超えてストレスが爆発したのだ)

20コマ目
【時計を確認する京介】
京介「あ……もう、こんな時間か」
 「天音にご飯持っていってあげないと……」
 (ガラララ! と定食屋の扉が開け放たれるSE)
天音「きょ、京介!!」
京介「え?!」

21コマ目
【定食屋に現れた天音を見て驚く京介】
京介「あ、天音!?」
天音「ひぃ~……ふぅ~……あは、あはは」
 「久しぶりに外の空気吸ったけど……肺にズシン!とくるねぇ」
 「夜っていってもファミレスのせいで人通りは多いし……」
京介「ど、どうしたんだよ!?」
天音「……救急車の音が聞こえたから」

22コマ目
【弱々しい天音と会話する京介】
天音「……おばさんが倒れたんだよね?」
京介「ああ、心労で……入院することになったよ」
天音「そっか……おばさん……」

23コマ目
【ボロボロの天音のアップ】
天音「本当はすぐに飛び出して行きたかったんだけど」
 「長年の引きこもり生活のせいで、外に出るのがすごく怖くて……」
 「あはは……情けないよね、ゴメン」
京介「天音……」

24コマ目
【天音のアップ2】
京介(オレにとって天音の家は行き慣れた隣の家だ)
 (しかし、ずっと引きこもっていた天音にとっては違う)
 (玄関の向こうは未開の地だ)
 (相当、勇気を振り絞って来てくれたのだろう)
 (靴は互い違いだし、髪の毛はボサボサだし、隠しているつもりだろうが全身が小刻みに震えている)
 (外に出たくないにも関わらず、母さんのことを思って頑張って来てくれたんだ)

25コマ目
【頭を下げる天音。驚く京介】
天音「ゴメン!」
京介「え?」
天音「ファミレスができても、おばさんの料理は最強だからって楽観視してて本当にゴメン!」
京介「ま、待て、天音。何もお前が謝ることじゃ……」
天音「ううん! 謝ることだよ! おばさんにも、京介にも、これまでずーっとお世話になりっぱなしだったのに……!」

26コマ目
【やる気に満ちる天音】
天音「だから、今こそ恩返しをする番だと思ったんだ!」
京介「恩返し?」
天音「うん!」
 「京介! 私を雇って! お給料はいらないから! 私をこのお店で働かせて!」
京介「な、なんだって!?」

27コマ目
【満面の笑みを浮かべる天音】
京介「天音が……うちの店で、働く?」
天音「うん!」
京介「で、でも、働いたら負けだっていつも言ってたのに……」
天音「その考えは変わってないよ」
 「働いたら負けだし、不労所得を得て気楽に生きるのが勝ち組だって思ってる」
 「でもね」
 「勝敗なんて関係なしで、やらなくちゃいけないことがあるって気付いたんだ」
京介「天音……」

28コマ目
【はにかむ天音、申し訳なさそうにする京介】
天音「京介のために働くのなら、私も本望だよ!」
京介「……ありがとう、天音」
 「でも、母さんがいない状態じゃ、うちの店は……」
 「それに向かいのファミレスもあるし……」
天音「大丈夫!」

29コマ目
【タッチパッドを取り出し、データを表示する天音】
天音「私は伊達に引きこもりやってないよ!」
 「向かいのファミレスのデータはばっちり! 傾向と対策も完璧だよ!」
 「ファミレスってのはやっぱり安心感を売りにしているからね。片田舎の定食屋ならではの温かさを押し出していけば、きっと大丈夫!」
 「更に、私のフォロワー十万越えのアカウント十個を使ってSNSでバンバン宣伝するの!」
 「あ! 宣伝といっても、変なことはしないから心配しないでね。ネット上の数え切れない反面教師を見て、バランス感覚を培ってきたつもりだから!」

30コマ目
【心苦しそうな京介、ニコニコ笑顔の天音】
京介「……天音、ありがとう」
 「こんなに沢山考えてくれて、お前の思いはすごく伝わってるよ」
 「でも……」
 「母さんがいない以上、肝心の料理を提供できないんだ」
 「オレもある程度は作れるけど、母さんほどじゃないから……」
天音「心配ご無用!」
 「ちょっと厨房借りるねー!」
 (走って行くSE)
 (料理のSE)

31コマ目
【オムライスを持ってきてドヤ顔の天音】
天音「じゃじゃーん! 完成!」
京介「え? お、オムライス?」
 「天音が作ったのか……?」
天音「うん! 天音ちゃん特製オムライスだよー!」
 「食べてみてー!」
京介「……あ、ああ」

32コマ目
【オムライスを一口食べて、衝撃を受ける京介。笑顔の天音】
京介「い、いただきます……」
 「ぱくり」
 「む……! こ、これは!!」
天音「えへへ」
京介「お、美味しい! めちゃくちゃ美味しい!」
 「いや、それどころじゃない……」
 「この味は!」
 「この香りは!」
 「この舌触りは!」
 「母さん特製オムライスそのものだ!!」

33コマ目
【自信満々に胸を張る天音、悦ぶ京介】
京介「これ、本当に天音が作ったのか?」
 「天音が料理できることだけでもびっくりなのに……」
 「どうして、母さんのオムライスを再現できたんだ?」
天音「能ある鷹は爪を隠す、って言うでしょ?」
 「毎日おばさんの料理を食べてきたからこそ、だよ!」
 「勿論、オムライス以外の料理もバッチリだよ!」
京介「すごいな……天音!」
 「確かに、この料理の腕があれば何とかなるかも……!」

34コマ目
【賑わう定食屋。料理を運ぶ京介】
京介(それから三日後)
 「いらっしゃいませー! こちらの席にどうぞー!」
 (天音の計画とSNSの宣伝の成果が出るのは早く、たった三日でうちの店に活気が戻っていた)
京介「天音、特製オムライス一つ!」
天音「はーい!」

35コマ目
【厨房で活き活きと働く天音】
京介(重度の引きこもりだったとは思えないほど、天音は働いてくれている)
 (初日こそ厨房に引きこもって、お客さんからは逃げ回っていたが……)
 (次第に慣れてきて、お客さん達にも可愛がられ、少しずつ看板娘のような扱いになっていた)

36コマ目
【閉店後の定食屋で座って会話する天音と京介】
京介「ふぅ、お疲れ様」
天音「お疲れ様ー! んー! 今日も今日とて働いたねー!」
京介「改めて、何もかもお前のおかげだ」
 「本当にありがとう!」
天音「ちょ、ちょっと、そんなに改まらなくたっていいって!」
 「私が頑張れているのも……」
 「……京介のおかげだし」(小声)

37コマ目
【タッチパッドを見ながら話す天音】
天音「んー」
 「三日でだいぶ客足が戻ってきてはいるけど、向かいのファミレスに取られた分は全然だねぇ」
京介「だが、天音の料理の評判はすこぶる良い」
 「リピーターは大いに期待できるだろ?」
天音「えへへ~」
 「そう言ってくれて、とっても嬉しいよ」

38コマ目
【シリアスな表情の天音】
天音「でも、このままじゃジリ貧だね」
 「やっぱり向かいのファミレスの存在が厄介だなぁ」
 「……」
 「ねぇ」
 「軽く炎上させちゃおっか?」
京介「それはダメだ!」

39コマ目
【怒る京介、反省する天音】
京介「仮に法律に引っかからなかったとしても、正々堂々していない方法は絶対にダメだ」
 「それに何より、ファミレスが炎上したら従業員も、お客さん達もみんなが哀しむことになる」
天音「ごめん、ごめん! そんなに怒らないでよー」
 「……京介の言ってることは綺麗事だよ」(小声)
 「でも、そういうところにひかれちゃうんだよねぇ」
京介「?」

40コマ目
【ドヤ顔で胸を張る天音】
天音「わかったよ!」
 「京介らしく、正々堂々と!」
 「その上で私らしく、トリッキーにやっちゃお!」
 「ふっふっふ!」
 「長年の引きこもり生活で培ったコネをガッツリ使えば……きっと大丈夫!」

41コマ目
【一週間後。ファミレスと定食屋は両方とも大いに賑わっている】
京介(それから一週間が経過し……天音の計画は驚くほど大成功した)
 (オレの望み通り正々堂々と)
 (天音好みのトリッキーさで)
 (うちの定食屋も、向かいのファミレスも、共にこれまで見たことがないほどの大繁盛の渦に包まれていた)

42コマ目
【パソコンを駆使してインフルエンサーや、ファミレスの上層部と連絡を取る仕事モードの天音】
京介(天音は長年の引きこもり生活で培ったコネと影響力を最大限駆使し、向かいのファミレスの上層部と繋がった)
 (更に、持ち前の天真爛漫な明るさとトリッキーさを活かし、うちの店とファミレスで提携を結んだのだ)
 (そして、コラボメニューを開発したり、キャンペーンを開始したり、とあの手この手で盛り上げていった)
 (よもやよもや、片田舎の定食屋と大手チェーンのファミレスが提携を結ぶだなんて……! オレでは想像もできないことを天音はやってのけた)
 (大手チェーンとしても地域に根付いた定食屋と協力できるのはメリットが多いようで、快く了承してくれたらしい)

43コマ目
【大繁盛する定食屋で働く京介、天音】
京介「いらっしゃいませー!」
 「天音ー! オムライス二つ、お願いねー!」
天音「はーい! おまかせあれー!」

44コマ目
【働く京介と天音を見守る母親】
京介(入院していた母さんは無事に退院し、活気に溢れる店を見てすっかり元気を取り戻した)
 (母さんと天音という二枚看板で更に店は活気づき、今では他県から食べにくる人も続出している)
 (ファミレスではうちの店とのコラボメニューは凄まじい人気を博し、グランドメニューにする方向で話が進んでいるようだ)
 (一時はどうなることかと思ったが、まさか、ここまで大逆転するとは……)
 (父さんも天国で笑ってくれているはずだ)

45コマ目
【エピローグ・オシャレをした天音とデートに出かける京介】
天音「ね、ねぇ! 変じゃないかな……私がこんな格好して、おかしくないかな」
京介「そんなことないって! むしろ、めちゃくちゃ似合ってるぜ!」
天音「そ、そんなストレートに……! あわわわわ」
京介(店の定休日ということで、オレは天音と共に買い物に出かけていた)
 (まぁ、そのなんだ……)
 (いわゆるデートというヤツだ)

46コマ目
【外出して緊張し、そわそわする天音】
天音「ふわわわ……ひ、人がいっぱいいる……」
 「お店の外はまだ……ひぃ! こ、こわいかも……」
京介「天音」
 「大丈夫だ」

47コマ目
【天音の手を握る京介】
天音「あ」
京介「オレが一緒にいるから、もう怖がらなくて大丈夫だ」
天音「きょ、京介……!」
 「……うん」
 「うん! ありがとう!」

48コマ目
【天真爛漫な天音の笑顔のアップ】
天音「ねぇ、京介」
 「これからもお店で……働いても、いい?」
京介「当たり前だろ!」
 「むしろ、こっちからお願いするよ!」
 「オレのために働いてくれ!」
天音「えへへ」
 「やった!」
 「これからも、ずっと……ずっと一緒だからね」

※台本を使用の際は「原作・台本屋台 www.daihonyatai.com」のクレジット表記をお願いします。詳細は利用規約をご覧ください。

【タイトル変更案】

『働かずに食べるオムライスが一番美味しい』

『ひきこもり美少女がオレのために働き始めた結果』

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