【フリー台本】つるっぱげのデメリットに対しメリットが薄いにもほどがあるのだ【ずんだもんショートコント】

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《登場人物》　２人（ずんだもん　四国めたん）　

めたん「禁術を開発したわ」

ずんだもん「禁術とは物騒なのだ」

めたん「みたらし団子を食べてもベタベタしなくなる術よ」

ずんだもん「微妙すぎるのだ……」

めたん「禁術の発動には代償が必要なの」

ずんだもん「代償なのだ？」

めたん「代償はずんだもんの全身の毛よ」

ずんだもん「最低最悪なのだ」

めたん「どうかしら？　試してみる？」

ずんだもん「つるっぱげになるくらいなら、みたらし団子でベタベタになるのだ」

めたん「でも未来永劫、みたらし団子でベタベタにならないのよ？」

ずんだもん「つるっぱげのデメリットに対しメリットが薄いにもほどがあるのだ」

めたん「しょうがない子ねぇ」

ずんだもん「なんでずんだもんが呆れられているのだ」

めたん「術の効能を一週間にすることで、代償を少なくできるわ」

ずんだもん「……どういうことなのだ？」

めたん「全身の毛ではなく、ムダ毛だけを代償にして発動するのよ」

ずんだもん「おお！」
　「それならムダ毛を除去できる上に、一週間みたらし団子でベタベタしなくなるのだ！」
　「それはナイスなのだ！」

めたん「決まりね」
　「じゃあ、ずんだもんのムダ毛……つまり、頭髪を代償にするわ」

ずんだもん「頭髪はムダ毛じゃないのだ」
　「それじゃあ結局つるっぱげなのだ」

※台本を使用の際は「原作・台本屋台　www.daihonyatai.com」のクレジット表記をお願いします。詳細は利用規約をご覧ください。

【タイトル変更案】

『ずんだもんの頭髪を代償に発動する禁術』

『めたんの禁術のせいでつるっぱげにされそうなのだ』など

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