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【フリー台本】父の経営している服屋の常連客がゴブリンしかいないんだけど【ショートコント】

ゴブリン専門店

無料ショートコント台本

本記事は動画、配信、朗読、声劇、演劇などで自由に使えるフリー台本です。

《登場人物》 2人(娘 父) 

娘「ねぇ、お父さん」
 「お父さんって服屋さんやってるよね?」

父「ああ」
 「脱サラして、夢だった服屋を始めたんだ」

娘「友達から変なウワサを聞いたんだけどさ……」

父「変なウワサ?」
 「そんなウワサされるようなことあったかなぁ」
 「至って普通の服屋だぞ」

娘「……そ、そうだよね」
 「ウワサが一人歩きしてるだけだよね」
 「常連客がゴブリンしかいないなんて、ありえないもんね!」

父「常連客がゴブリンしかいない?」
 「あはははは!」
 「そんなわけないだろう!」

娘「だよね!」
 「よかったぁ~」
 「ゴブリンしかいない服屋さんなんておかしいもん!」

父「まったくだ!」
 「確かに八割はゴブリンだが、オークやドワーフだってよく来るんだからな!」

娘「え」

父「ん?」

娘「八割はゴブリン……?」

父「ああ!」
 「昨日も集団でいっぱい来てくれたぞ!」
 「勿論、オークの群れやドワーフの組合もな!」

娘「……」
 「ウワサ通りじゃん!!」

父「いやいや!」
 「ゴブリンしかいないというのは語弊があるぞ」
 「ゴブリンは八割だ」

娘「四捨五入したら全部ゴブリンだよっ!」

父「あはははは!」

娘「笑っている場合じゃないよ!」
 「種族差別をするわけじゃないけどさ……」
 「常連客がゴブリンしかいない服屋さんて終わってるよ!」
 「治安悪すぎだよ!」

父「そうかな?」

娘「そうだよ!」
 「だってゴブリンなんてオシャレとは対局にいる種族じゃん!」

父「おいおい、それは偏見だぞ!」
 「ゴブリンだってオシャレしたいんだ」

娘「ゴブリンが身に付けているのって腰蓑ぐらいでしょ!」

父「まぁ、確かにうちの店の商品の八割は腰蓑だけども」

娘「腰蓑専門店じゃん!」
 「だからゴブリンしか来ないんだよ!」
 「ゴブリン御用達の腰蓑専門店じゃん!」

父「いや、棍棒とかナイフとか皮のヘルメットとかも売ってるぞ」

娘「それで喜ぶのはゴブリンだけだよ!」

父「いや、オークとドワーフも喜んでるぞ」

娘「でも八割はゴブリンなんでしょ!」

父「……」
 「うーん」
 「まぁ、しょうがないよ」

娘「しょうがないってどういうこと……?」

父「だって、俺自身がゴブリンだからさ」

娘「……」
 「え?」

父「聞こえなかったか?」
 「俺自身がゴブリンだから、ゴブリン好みの店になるのはしょうがないよなぁ、って」

娘「……」
 「お父さんが……ゴブリン?」

父「ああ」
 「見てわかるだろう?」
 「このデカい鼻」
 「緑色の肌」
 「小柄な体躯」
 「どこからどう見てもゴブリンじゃないか」

娘「……」
 「確かに、どこからどう見てもゴブリンだ……」

父「だろ?」

娘「……お父さんがゴブリンだったなんて」

父「誇らしいか?」

娘「複雑だよ……」
 「……ごめん、お父さん」
 「あんなにゴブリンのことをボロクソに言った自分が恥ずかしいよ」

父「あはははは!」
 「ゴブリンは貶されることに慣れているぞ」

娘「……」
 「…………ん?」
 「待って、待って」
 「お父さんがゴブリンってことは、娘の私はハーフゴブリンってこと!?」

父「いや、ゴブリンだぞ」

娘「え」

父「母ちゃんもゴブリンだからな」

娘「え」

父「ゴブリンの母とゴブリンの父の間に生まれたお前はれっきとした純血のゴブリンだ」

娘「え」

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【タイトル変更案】

『お父さんの服屋がゴブリン専門店だった』

『四捨五入したら全部ゴブリンだよっ!』など

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