【フリー台本】ずんだもんが普段行くお寿司屋さんは5分の4の確率で粘土なのだ！【ずんだもんショートコント】

無料ショートコント台本

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《登場人物》　２人（ずんだもん　春日部つむぎ）　

ずんだもん「つむぎ！　聞いてほしいことがあるのだ」

つむぎ「嫌だと言ったらどうする？」

ずんだもん「普通に哀しむのだ」
　「しょぼんなのだ」

つむぎ「ごめん、ごめん」
　「ちょっとからかっただけだから」

ずんだもん「ホッとしたのだ」
　「じゃあ、ずんだもんの話を聞いてほしいのだ」

つむぎ「わかったよい」

ずんだもん「……なんで口調が不死鳥マルコなのだ」
　「まぁ、いいのだ」
　「この前、回らないお寿司屋さんに行ってきたのだ！」

つむぎ「おおっ！　高級お寿司屋さん！」
　「いいな～」

ずんだもん「ずんだもんが普段行くお寿司屋さんとは全然違ったのだ！」

つむぎ「詳しく聞かせてー」

ずんだもん「まず、店員さんがちゃんと服を着ていたのだ！」

つむぎ「……？」
　「……服を着ていた？　どういうこと？」

ずんだもん「上も下もなのだ！」

つむぎ「そ、それは当たり前でしょ」
　「服を着てなかったらアウトだよ……」
　「……」
　「待って、待って」
　「ずんだもんが普段行くお寿司屋さんの店員さんは服を着てないの？」

ずんだもん「着てないのだ！」
　「上も下もなのだ！」

つむぎ「……どんなお寿司屋さんなの」

ずんだもん「それと、お寿司が全部食べ物だったのだ！」

つむぎ「……？」
　「そりゃあ、お寿司なんだから食べ物なのは当たり前でしょ？」

ずんだもん「ずんだもんが普段行くお寿司屋さんは5分の4の確率で粘土なのだ！」

つむぎ「なんなのそのお寿司屋さん」
　「というか、5分の4で粘土ならどちらかというと粘土屋さんじゃないの」

ずんだもん「それと、お会計の時にぼったくられなかったのだ！」

つむぎ「……ずんだもんが普段行っているお寿司屋さんはぼったくられるの？」

ずんだもん「毎度毎度、法外の値段をぼったくられるのだ！」

つむぎ「なんでそんな酷い店に通ってるわけ？」

ずんだもん「普段から酷いお店に行っておくと、良いお店に行った時の悦びが格別だからなのだ！」

つむぎ「なにその謎のストイックさ」
　「……」
　「あーしも見習おう」

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【タイトル変更案】

『回らないお寿司屋さんに行ってきたのだ！』

『普段から酷いお店に行っておくと、良いお店に行った時の悦びが格別だからなのだ！』など

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